[2019.5.27] 第3回中国新聞インバウンドセミナー

【採録記事が中国新聞に掲載されました】

訪日客見込み 事業戦略学ぶ

ラグビーのワールドカップや東京五輪を前に、訪日外国人客をもてなすビジネス戦略を考える「インバウンドセミナー」（中国新聞社など主催）が27日、広島市中区の中国新聞ビルであった。観光に携わる企業や行政の関係者たち約200人が効果的な情報発信や消費を促す手法を学んだ。
外国人向け観光事業のコンサルティングなどを手掛ける「やまとごころ」（東京）の村山慶輔社長が講演。案内の多言語化やクレジットカード決済、食文化への配慮など、受け入れ態勢の整備のポイントを開設した。「成功の鍵は連携と共創」と強調し、外部の団体や企業との協業の重要性を述べた。
多くの外国人観光客が利用する会員制交流サイト（SNS）やインターネットサイトの活用術を紹介する講演もあった。旅行業の会社員米田亜季子さん（43）＝中区＝は「地域の団体と連携し、中国地方の周遊型観光に外国人客を呼び込みたい」と話した。（小林可奈）

＊中国新聞　2019年5月28日（火）朝刊