[2019.5.28] 愛媛新聞インバウンドセミナー

【採録記事が愛媛新聞に掲載されました】

訪日外国人 誘客策紹介

訪日外国人客（インバウンド）の受け入れ態勢を整備し、地域経済の活性化を考える「愛媛新聞インバウンドセミナー」が28日、松山市大手町1丁目の愛媛新聞社であった。飲食や観光、小売業などに携わる約90人がウェブサービスの活用法などを学んだ。
インバウンドビジネスを中心にコンサルティングを行う「やまとごころ」（東京）の村山慶輔代表取締役が講演。国内でさまざまなスポーツの国際大会が開かれる2019～21年をチャンスと捉え、多言語や通信、ベジタリアン向けの食事などインフラ対応や、スタッフの教育、組織体制整備の重要性を訴えた。
村山さんは多くのインバウンドが利用する体験型ツアー予約サイトの登録状況を例に、広島では一つのサイトに40件以上の登録があるのに対し、愛媛は1～3件しかない現状を紹介。「初期投資がほとんど必要なく、登録方法も簡単。まずはコンテンツの作成を」と具体策を挙げた。
他に人工知能（AI）を使ったレストランの多言語メニューやキャッシュレス決済、おもてなしの品質認証制度について、各専門家が解説した。（尾上芽吹）

＊愛媛新聞　2019年5月29日（水）朝刊