セミナー・イベント Seminar

[2019.6.11] 静岡新聞インバウンドセミナー

【採録記事が静岡新聞に掲載されました】

 

 

インバウンド対応力向上へ

静岡新聞インバウンドセミナー(日本観光地域活性化機構、静岡新聞社主催)が11日、浜松市中区のプレスタワーと沼津市のサンフロントで開かれた。それぞれ誘客戦略に詳しい関係者が、訪日外国人客の特徴や誘客に役立つ手法を紹介した。
浜松市では訪日観光振興に取り組むやまとごころ(東京都)の村山慶輔代表が特別講演し、今秋に迫るラグビーワールドカップ(W杯)に絡めたインバウンド対応についてアドバイスした。海外旅行者数が今後世界的に増加するとしたデータなどを示し、「インバウンドはバブルではなくトレンド」と強調した。訪日するラグビーファンの特徴として酒や食事を大量消費することや日本初心者が多いことなどを挙げ、こうした特徴を踏まえたサービス考案を呼び掛けた。W杯観戦とゴルフを合わせたツアーが即完売した成功例も紹介し、「ラグビーと何かを掛け合わせることで、よりお金を落としてもらえる」と語った。
このほか、旅行サイト「トリップアドバイザー」の担当者らが登壇した。両会場とも、ホテルなどの観光業者や自治体関係者らが熱心に耳を傾けた。

*静岡新聞 2019年6月12日(水)朝刊